目黒区障害児・者の生活を向上させる会
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本の紹介

掲載日:2011-02-10


 事務局に、広島の中田輝義さんからお手紙が届きました。
中田さんは「全国筋無力症友の会・広島支部」で活動している方です。

中田さんは、広島県三原市出身、フリーカメラマンとしてご活躍中の
1995年に重症筋無力症を発病し、カメラマンの道を閉ざされ帰郷。
現在は闘病しながらコンピューターグラフィック作家をめざしておられます。
 エッセー集の内容は、「静かな朝の光」 「死を見つめる」 「僕の飲み仲間」
「映画事始め」 「猫の会話」など、など、自然や身の回りのこと、
そして生死への思いがEメール形式でつづられています。

電動車イスひとり旅―
僕は、僕の学んだことから逃げるわけにはいかない 広島県熊野町から札幌まで
                             共同出版社(1050円 送料別)


 2007年3月25日から6月7日まで、僕は広島熊野町から札幌への1830km、「電動車イスひとり旅」を敢
行しましたが、サポーターもつけず、携帯電話も持たないこの「ひとり旅」に、無茶だ無謀だ!、自殺行為
だと多くの人に言われながらも、何とか無事に札幌到着を果たしました。旅の途中、皆様には本当にお世話
になりました。ありがとうございました。
 その間、書き綴ってきた旅日記が、札幌の「共同文化社」より刊行されることになりました。この75日
間の「旅」の中で、僕は何を考え何を見てどのような思いで電動車イスを走らせていたのでしょうか? こ
のまま朽ち果てるなんて絶対イヤだ。僕にはまだ何かが出来る。これは僕の「挑戦の旅」だったのです。



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読んでみたいと思われる方は、中田輝義さんまで、お申し込み下さい
Eメール  terry@ann.ne.jp