目黒区障害児・者の生活を向上させる会
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「新春のつどい」の報告と感想

掲載日:2011-02-20


1/29、アイあい館において、恒例の「新春のつどい」を行ないました。
「新春のつどい」の歴史を紐解くと長くなるので省略しますが、私がこのイベントに関わるようになり、四半世紀経ちます。その間にいろいろ形式を変えて開催してきました。
会場をあいアイ館に移してから、「障害者と地域の子どもたちとの交流イベント」になってきたと思います。
今年は《東京アーティストグループ》に企画をお願いし、リニューアルを試みました。「形式を変えてみようよ」と提案して、けっこう前からプランを練り、年が明けたら宣伝活動に回るつもりでしたが、個人的なハプニングがあり、それが尾を引いて、1月後半からやっと本格的に準備をスタート。
あいアイ館近辺の学童保育クラブには参加の呼びかけをしましたが、特別支援学級までは手が回らず、肝心の障害児(者)の参加申し込みが少なくて、私は1週間前から焦り始めました。
メールなどで「ご案内」を回しましたが、やはり参加対象者(今回の場合は主に障害児)に直接声をかけて、ビラを手渡さないとダメだなーと反省しました。
当日は送迎の車が開始時間に到着しない、インフルエンザのため当日のキャンセルが出た、他団体の方を紹介する時間枠を取っていなかった・・・など裏方は開会までバタバタしていました。
しかし一般参加者のほうでは、あいアイ館のショートステーを利用していた方が飛び入りで参加してくださったり、成人した障害者が子どもの頃お世話になった学童保育クラブの先生と再会できたという、素敵な出来事もあったようです。

運営サイドとしては、「子どもからお年寄りまで皆さんに楽しんでもらう内容はむずかしい」というのが第一の反省。そして次回への課題にもなりました。
「今回は子どもを中心にしすぎたかな? 次回からは前半後半で内容を変えるようか。または年間を通して『この行事は子ども向け、この行事は大人向け』と分けたほうがいいかな?」という意見も出ました。

画像

予定より少なかったものの、写真を見ると大勢人が集まり、楽しんでいただけたようで、ホッとしました!

さて・・・参加された障害児のお母様からメールをいただいたので、その一部をご紹介します。
新春の集いにお誘いいただき、ありがとうございました!
 盛りだくさんの内容で、ビックリ。親子ともに楽しませていただきました。感謝(*^_^*)
会の活動、「新春のつどい」、大変かと思いますが、ぜひ、続けて下さい。
当日、学童保育クラブの子どもたちきていましたよね。あの子ども達が「楽しかった」って、感じてくれたら大成功だと思いますよ。
次世代を担う彼らの心のハードル<障害者は自分とは異質な人と感じる心>が、少しでも低くなり、インクルーシブな世の中になることを願わずにはいられませんでした。