目黒区障害児・者の生活を向上させる会
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運営委員会の報告(7~8月)

掲載日:2011-09-03


【経過報告】
7/12 区長との懇談会
向上させる会からの「日常生活具・パソコンの支給」については、「本体が支給対象外と、変わらないが、障害によって必要な周辺機器・ソフトは補助の対象とする」との回答がありました。グループホームについては財源や土地の確保という問題があり、必要性は十分承知しているが実現は難しいという答えでした。

7/15 市橋博さん慰労会
向上させる会の創立メンバーであり、障都連事務局長を長年務めた市橋博さんが退任され、「市橋さんのご苦労さん会」が新宿エルタワーで盛大に開かれました。市橋さんの活躍の幅広さ、運動への影響力を改めて感じました。事務局長は引かれましたが役員にとどまるということです。市橋さんのバイタリティには到底及びませんが私たちも見習いたいと思います。

7/25 目障懇
区長との懇談会の反省会のあと、区の担当係との懇談。おもに財政について話していただきました。
今後「区の財政問題」についての説明会を要望していきたいです。

福祉の店として6月末にオープンした「サンマルシェ」のトイレについて話しました。
清水のバス停近くに今年新しくできた目黒本町福祉工房。その一角が「サンマルシェ」です。区内障害者施設でそれぞれ生産されている品物を販売するほか、飲み物の販売、買った食品をその場で食べられるイート・イン・コーナーがあります。目黒通りに面していて店内は明るく「サンマルシェ」のネーミングもお洒落です。
問題に挙げたのは、そこにある多目的トイレです。広々として、もちろん車椅子で入れますが、実際に使ってみると、便器に座った時、ペーパーホルダーに手が届きにくいのです。シャワートイレのスイッチ、手洗いのためのスペースとの位置のバランスが悪く、使いにくさを感じました。
なんとか、配置をより使いやすく改善してほしいところです。


障害について広い範囲で理解してもらう目的で作成した冊子「わかってください」の改訂版をつくることになり、向上させる会は「車いすを使っている人」のページを担当します。
具体的には、初版本では電動車いすに触れていなかったので「電動車いすは手押しに比べて重いこと、動いているときに急に近寄らないでほしい等」を追記します。



【今後の予定】
学習会① 子ども(障害児)を中心とした学習会を開きます。保育園や学童保育クラブの元職員などを講師に招いて、目黒区の障害児保育の成り立ちと今後についてお話を伺うことになりました。