目黒区障害児・者の生活を向上させる会
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1月~2月にかけての経過報告

掲載日:2011-02-20


年末から年明けにかけ行事が多い上に、全体の日程の関係で運営委員会議で話し合ったことを翌日に文章化し、その翌日に印刷というハードスケジュールになっています。その他、年度末ということで提出書類が多く、事務局は大忙しです。1月と2月は「たけのこ」に会の情報を十分載せられず、申し訳ありません。


1/24 目障懇
今年最初の定例会で、団体ごとに新年の抱負など話しましたが、その中で、「めぐろ視覚障害者の会」が3月で解散という、寂しいニュースを聞きました。後継者がいない、ボランティアか見つからない、というのが、大きな理由だそうです。
民生委員との懇談を3/14午後、行います。

同日夜間は、目黒区社会保障推進協議会の総会。
雇用の問題、保育関係、高齢者介護の問題など、それぞれの現場から報告があり、どれも深刻な状況にあると感じました。
私たちの会からは、会長の宇野が障害者の現状を話しました。


2/6 バスハイク下見。
お台場方面、葛西臨海公園を下見しました。昨年の「横浜ツアー」は好評でしたが悪天候のため十分楽しめなかったので、「雨天の場合」を考慮して、場所を探しました。近年バスハイクの行き先が近場で物足りないと感じる会員さんもいらっしゃると思います。私たちの会は障害者当事者も運営に関わっており、自分自身も加齢し家族も高齢化しており、外出の際は朝の支度からヘルパーを頼んでいます。そのため出発時間が早いとしたい不自由者本人の体力もつらく、ヘルパーを頼むのもむずかしいので、あまり遠出が出来なくなりました。
近場ではありますが、しっかり下見をして楽しめるプログラムを相談して、皆さんのご参加をお待ちしています。

大まかなプログラムが決まりましたので、別紙をご参照ください。




2/11 障都連都民集会
午前中の記念講演は「いのちとくらしを大切にする、新しい福祉都市、東京へ」と題して元東京都教職員執行委員長の中山伸さんが話されました。
石原都政になって12年。東京都の福祉はどう変わったか、どうすれば、よりよい方向へ持っていけるか、ということ内容でした。「贅沢と言えば、まず福祉」と言って、どんどん福祉予算を削り、大規模開発や自分の旅行には惜しげなく使っていた。その使い方を変えれば、福祉都市をつくることができると、わかりやすい話だったと思います。
午後のパネルディスカッションは、教育・医療など、子どもの問題に焦点が当たっていましたが、どれも待ったなしの切実な声でした。特別支援学校は教室不足が解消されない。教師の数を減らし、ヘルパーを入れて対応、教育というより介護に重点が置かれるなど、効率優先で現場を無視した状況が報告されていました。
フロア発言で、24時間ヘルパー派遣の問題が出されていました。これからの課題の一つだと思います。