目黒区障害児・者の生活を向上させる会
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運営委員会の報告   11月

掲載日:2011-12-12


11/14、定例の運営委員会を行ないました。
通常運営委員会は毎月第一月曜日ですが、バスハイクとの兼ね合いで、今月は一週遅れとなりました。
年度の後半は行事が続くので、運営委員もハードになってきました。

経過報告

10/7 目黒区地域福祉を考える会
座長の大橋謙策さん(日本社会事業大学大学院特任教授)のお話はわりやすかったけれど、
大橋先生も知らない「目黒地域福祉」の実情があると感じました。
身近な問題も「些細なこと」とせずに、区に投書していくべきだと思いました。

10/8・9 肢障協全国交流集会(広島)
前号でも少し報告しましたが、その続きです。
1日目、全体会で障害者総合福祉法について、日本社会事業大学教授の佐藤久夫さんの話がありましたが、
会場に到着する時間が遅くなり、メインの講演が聴けなかったのは残念でした。
2日目の分科会。「地域で安心して暮らすために」というテーマでレポートを聴きました。
障害者自身の加齢とともに、新たな問題が出てきます。
・高齢の親の介護・支援と、自分の介助をどのように分けて考えるのか、
制度上はプランが一人ひとり別々に組まれているが、実際に同居していると、生活を分けて考えるのは難しい部分があるということ。
・親が他界し、一人暮らしの脳性まひの障害者が怪我で入院した時に、ヘルパーが利用できず、
ベッドの上で役所や事業所に電話しても「制度なので派遣できません」と、断られ、
2週間後に外出許可が下りるまで、自宅のものに手が付けられず困ったという報告がありました。
・本人が肢体不自由、子どもが知的障害があるというケースでは、これまでの子育てのようす、
これからの生活についての不安が語られました。
全体をまとめることはしませんでしたが、一つ一つが大きな課題で、これからの制度に入れていかなければならないと思います。
引き続きオプションツアーとして、語り部の方の被爆体験を聞き、原爆資料館に行きました。
車椅子からは、展示がよく見えませんでしたが、それでも原爆投下時刻で止まった時計は衝撃の大きさがうかがえました。
投下計画がどのように進められたのかを少し学ぶことができ、戦争で人間の思考が変わってしまうことの恐ろしさ、だからこそ平和を守ろうという気持ちを改めて感じました。
広島駅から会場近くまでの移動は、全国的にも珍しい「低床電車」を利用しました。
ホームと電車の隙間がほとんどなく車椅子も楽に乗り込めて、障害者については料金80円。介助者は2名まで無料というのは良心的でした。

10/16 学習会  報告は前号をご参照ください

10/19 目黒区障害者団体連絡打ち合わせ会 10/26 目障懇
防災課が来て災害時等の対応について話をしました。
緊急・災害時の要支援者名簿の取り扱いについて、説明がありましたが、まだ登録内容自体、
不十分。たとえば手押しの車イスと電動車椅子では重さも支援の方法も違ってくると意見が出ました。

10/23 料理教室 
前回の料理教室で「おはぎを作りたい」というリクエストが出たので、そこに的をしぼって計画を立てていただきました。
おはぎの他に、ほうとう・しんじゅむし・サケの酒蒸し等を作りました。

10/27 サンマルシェの点検
8月号に書いた「サンマルシェ」の多目的トイレについて、話を聞きたいと、障害福祉課から連絡があったので、実際に行って、使いにくい部分を説明しました。店内のレジも、障害者にとっては高過ぎるので、改修ができるかどうか、検討するとのことでした。

10/29 区民のつどい・・・11/3に「目黒区北部施設めぐり」をしました。

10/28 JDF大フォーラム
全国からの参加者1万人。野外音楽堂だけでは、会場に入れない人もかなりいたようです。
集会の後は東京駅までパレードしました。でも、今回はメディアでは、取り上げられてせんでした。

11/12 障都連代表者会議
都庁などに設置してある「自動販売機」の収益は障害者団体に寄付されていましたが、
震災の後の節電により、その収入が減り、財政難に陥っているとの報告がありました。