目黒区障害児・者の生活を向上させる会
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会員紹介(原廣子さん)

掲載日:2014-09-06


 今回は原廣子さんをご紹介します。
原さんは三鷹生まれ、小1のとき目黒に来ました。現在は息子さんと暮らしています。娘さんも時どき様子を見に来てくれる、アットホームな環境にいます。
原さんは平成15年、脳出血で倒れられ、左半身麻痺となりました。退院してからは田道ふれあい館・あいアイ館等でリハビリに励み、在宅生活を送るようになりました。

福祉タクシーの運転士さんから「向上させる会のバスハイク」のことを聞き参加したのが、「社会参加」のきっかけとなったそうです。
――障害者になってしまい、旅行など行かれないとあきらめていたので、最初のバスハイクはとても嬉しかった・・・とのこと。
その後も会の行事に積極的に参加されています。

個人的に編み物のサークルにも参加しカギ針編みを楽しんだり、健康維持のため、あいアイ館で教わった「椅子体操」を続けています。

――ここまでの状態になれたのは皆さんのお陰です。
原さんはいつもこうおっしゃいます。でも中途障害の方には家に閉じこもる方も少なくありません。
原さんが自身の前向きで穏やかな性格が、仲間を増やし日々の暮らしを豊かにしていると思います。

ただ残念なことは、長年家族の一員だったミニチュアビーグルのナナちゃんが病気で亡くなったこと。
――さみしい毎日でしたが、一年以上経って少し落ちついてきました。
でもテレビ等で動物をみたりすると、ナナとの日々をいろいろ思い出してしまいます。