目黒区障害児・者の生活を向上させる会
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会員紹介(関 めぐみさん)

掲載日:2014-09-06


 関 めぐみです。よろしくお願いします!

関やす子
 

長男が中2、次男が小5の時に我が家にお姫様がやってきました。 それが我が家の長女、めぐみです。 5月で11歳、両親の私達の愛情はもちろんですが、 兄二人も帰ってくるなり「めぐみは?」が合言葉。 家族の惜しみない愛情をたっぷり受けながらかなりお転婆に育ちました。 が~、かなり内弁慶で恥ずかしがり屋です。

前回紹介された、舘野匠吾君とは目黒区の療育施設すくすくのびのび園で、めぐみが2歳、匠吾君がまだ1歳以来のお付き合いです。

めぐみはパパが大好きで、いつからか「パパと結婚する!」が口癖になり、小5になる今でも 「夢はパパと結婚すること!」と、周りの空気を全く読まずに言い続けています。

ダウン症ではありますが、お友達がやることは何でもやってみたい好奇心旺盛な一面があります。地域の小学校に通っていて入学以来、ジャングルジム、登り棒、鉄棒、雲梯、縄跳び、一輪車等、お友達が休み時間やっていることは何でもやってみたい! でも、「みんなと一緒にやるのは難しい」と本人はしっかりわかっているらしく、最初はじっと観察していて、休み時間終わりのチャイムが鳴ると、「やっと自分の番が回ってきた!」とばかりに遊具を独り占めして練習を開始します。 自主トレに夢中になり、授業に戻らず先生方に捜索されることも度々。 そうやって一生懸命練習しても筋力が弱いの、でできないことはありますが、 ジャングルジムは一番上までのぼれるようになったし、大縄も跳びもできるようになりました。ただ今学校の休み時間はもちろん、4年生まで通った学童保育クラブ、そして引き続き通っている児童館で一輪車を特訓中です。

もう5年生なので勉強は難しくて教室にいることが辛いこともあるけれど・・・、 宿題をやる時は「学校なんてめんどくさい、勉強なんてつまらない、漢字なんてきらい」と言うけれど・・・ 朝になると意気揚々と3歳下の近所のお友達と肩を並べて、学校に走っていきます。

自転車も4年生で乗れるようになり、GW中にはパーシモンホールまで母と一緒にお友達のバレエの発表会を見に行きました。

自分の気持ちを言葉でうまく伝えられなくて、お友達に迷惑をかけることもあります。 めぐみは「母を未経験の状況に陥らせる」という荒業も持っています。男の子二人を育てていた母は、めぐみによって修業させられています。

彼女が一番好きなのはダンス! 障がいある子もない子も一緒にレッスンする超スパルタのダンススクールに通い、 年2回ミュージカルで大勢の子ども達として踊っています。 今年も4回目のパーシモンの夏を迎えます。